万歳
(
まんざい
)
は、
各家
(
かくけ
)
を
訪
(
おとず
)
れる
新
(
あたら
)
しい年日を
祝い
(
いわ
)
、
家内
(
かない
)
の
安全・繁栄
(
あんぜん・はんえい
)
を
願
(
ねが
)
う、
日本古来
(
にほんこらい
)
の
祝福芸
(
しゅくふくげい
)
のことです。
大和地方
(
やまとちほう
)
に
始
(
はじ
)
まり、
尾張・三河
(
おわり・みかわ
)
、そして
越前
(
えちぜん
)
へと
伝
(
つた
)
わり、
やがて
全国各地
(
ぜんこくかくち
)
に
伝
(
つた
)
わっていきました。
知多地域
(
ちたちいき
)
の
尾張万歳
(
おわりまんざい
)
は
鎌倉時代
(
かまくらじだい
)
(1192-1333) に
起
(
お
)
こされたといわれています。
現在
(
げんざい
)
の
漫才
(
まんざい
)
は、
明治中期過
(
めいじちゅうきす
)
ぎにこの
万歳
(
まんざい
)
の
尾張万歳
(
おわりまんざい
)
から
派生
(
はせい
)
したものです。